先日虫垂炎、入院、手術の一連の流れにより、これまで全く興味を示してこなかった医療に対する尊敬が深まりました。
そして単純な私はすぐに↓
ポチりました。笑
予想の倍の分厚さに、一瞬怯みましたが、読み始めるとスラスラ読むことができました!訳者の堀内志奈さんの仕事っぷり、アッパレ!!
読んでいて、お医者さんの多くが命の燈がすぐそこでチラチラしている状況で働いているんだなぁ…と尊敬の感情が出てきました。
今まで、治療とか手術とかしか浮かばなかったし(←ちょっと盛ってる。笑…………
なんなら前回の虫垂炎のブログでイケメンドクターのモテモテ人生のこと考えたり、まだ告白していませんでしたが、実を言うと、第6駐車場に密集している、アウディとかレクサスとかボルボ見て、お医者さんの車ゾーンなんかな?とかそんなことしか浮かんでこなかった、よく言えば超お気楽、本当はただのおバカな私でした。)
けれど長く働いていると、辛いことを伝える場面にも幾度となく遭遇してますよね。
また、この本の中にもありましたが、見送る為に出会ったんじゃないかという患者さんもいるそうです。
病気になった側も辛いけど、伝えたくないことを本人に伝える側も辛いですよね、いくら仕事と言えストレスがかかりますよね。
そんなタイミングで、お医者さんとして働く友人が
【フラッシュバックのように助からなかった人たちのことを時々思い出しては暗い気持ちになってしまって、色々調べて、やっぱりどうしようもねえよなあって思ったりして、自分にいい訳してないと正常なメンタリティを維持できない(っていうんがここ最近の私です】
ってツイートしてた。なんかこの本を読み終えた私にとって、タイムリーなツイートだった。
彼がER(救急)やから余計となんかもやけど、やっぱりお医者さんとして働いている以上、悲しみの場面は不可避ですよね。
なーんか、そんなこと浮かびもせずしょうもないこと考えてた自分が本間に恥ずかしいですσ(^_^;)
フラッシュバックするほどの悲しみや喪失感があるからこそ、成長していけるし、技術に磨きが掛かるんだろうけど、やはりそういったストレスに晒され続けながら頑張っている人たちには、ただただ尊敬するしかありません!
そして妄想の得意な私は、すぐ頭の中で、自分がステージ4の癌患者という設定になりました。そして、お医者さんとはなるべく一線、いや二線くらいの壁をつくり、端的なやり取りで完結し、治療が続くほど、打ち解けていくであろうところを、仲良くならんようにしよう。とか妄想してました。
仲良くなって、もし助からなかったら、担当医さんの心的負担が増えるだろう。それなら、そっけない、掴みどころのない患者が死んだ方がメンタル的なダメージがマシだろう…とか考えながら、、こんなこと考えている私ってこじらせ過ぎ女かな?とかまた思考がグルグルしてました。
妄想癖は本間どうしようもないですね!笑
とにかく、世の中には素晴らしいお医者さんがいますね!✳︎
↑これは入院中に編んだ編みぐるみのトカゲ(何ヶ月も前から娘に頼まれていたのに取り掛かれていなかった。入院中、ここぞとばかりにアミアミ…。)
編み物に馴染みのない私は、1個編んで「もう無理っ!」となりましたが、しばらくベッドに転がっていると、娘と息子が取り合いしている地獄絵図が浮かんできて「ダルっ」となりもう1個製作。。。笑
またベッドで一夜明かすと、5日も入院してるのになぁ〜と申し訳なさが湧いて来て、結局4匹製作。
すごく要望されていたので、気に入ってくれるのかと思いきや、チョロっと遊んで早々にブームが去ったよう。。。笑
そんなもんよな〜( ̄▽ ̄)