本好き*田舎暮らし*育児奮闘中ニ児のママ

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超バカの壁/ 養老孟司を読んだ

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やっぱり養老先生の本はめちゃくちゃ面白いなぁ。

 

何でも自分が正しいとか、聞いたこと、見たものが全て正しいと思っているのが、そもそも間違いだよな。

自分が正しいなんてことは全くもってありえないのに、なぜかそれ前提で物事を処理していく自分が居るという矛盾!

 

子供についての章では養老先生の言葉で言うと「ああすればこうなる式の考え方」について述べられていて、気をつけたいなと感じた!

なんか今回のコロナで感じていたものと共通する部分があるかもしれん(-᷅_-᷄๑)こうしたらこうなるとかって、実際は分からんことやし

私、何でも、こう言っていたからって信じすぎなくてもいいんちゃうか。

大事なのは自分の頭で考えることよな。

もっと世の中は複雑で分からないことが多いし、確実なものなんてないのに、それが見れてない自分がおるんやなぁ。

ああすればこうなるって安易に思う、信じるのって考えることを放棄しているというか、楽しているだけなんやなぁ。

 

仕事にしても自分の行動にしても責任しっかりもってるか?って聞かれたような気がした。

 

仕事についての先生の考えも書かれていて、厳しいようで、何だか救済の言葉であるようにも感じた*

 

脳は状況に合った動き方をするといったことが書かれていた部分では、なんだか現代は、身体の声を無視してることが多い気がしてきた。そんな状態では脳もいい働きせんよな。自分自身振り返っても、子供の夜泣きが酷かった時期とかって、ぐっすり眠れていないからか妙にイライラしやすかったよな。赤ちゃんに対してなのに(ー ー;)お腹が空く時間帯になったら機嫌が悪くなると噂されていた同僚もおったな(°_°)なんせ頭とか自分の考えだけで

どうにかできると思ったら間違いなんやな。人は体あってのものやもんな。アウシュビッツでのことにも触れられていた。少し前に「夜と霧」を読んでいたから、あぁいった極限の状況で常時の自分と変わらずいることがどれほど難しいか綴られていたことを思い出した。身体をいい状態にしておくことって本間に忘れている観点かも、頭ばっかり使おうとしているなぁ。。

書いてみたらつくづく当たり前のことなんやけど、「衣食足りて礼節を知る」の部分読んで、眠くなったら即寝にいった自分がいた( ̄ー ̄)笑

 

子どもは自然といったことが書かれているところも、いいな、確かにと感じた。

自身のことに話は変わるけど、2歳の子どもがおもちゃの探し物をしている時に、なんの躊躇もなくおもちゃ箱をひっくり返す姿が微笑ましい。もうそれはそれは豪快な音を立て、真っ逆さまに向け、ジャラジャラ〜って。。1秒で床はおもちゃの海になる。ごっこ遊びをしている時も、箱や入れ物が必要になると(カバン、バケツ、お皿、ぬいぐるみのお風呂等、用途は多岐にわたる)ためらいなく1秒でおもちゃ箱ジャラジャラ〜。そして空っぽにした箱を持ってくる。本人は必要な道具調達してきた感で満ち溢れている。

いつまでこの姿は見られるんだろうと思うわ。いつから箱の中をあさって探すように変わるんだろう。…あの豪快さは羨ましいくらい気持ちいいわ( ˘ω˘ )

 

しっかり子育てや自分の仕事できるように、状況作りから意識していくぞ♫